こんにちは!そしてこんばんは!
皆様、POWELL PERALTAがリリースした革新的な新時代のウィールとの呼び声高い
DRAGON FORMULAはご存知でしょうか?
要は、ソフトウィールとハードウィールのいいとこ取りをしたウィールだよ!
って感じです。
DRAGON FORMULA 88A
この度そんな話題のDRAGON FORMULAから新たな硬度「88A」が発売されたのです!
僕は、X-FORMULAは使いましたが、DRAGON FORMULAは未だ使ったことがありません。
そこで、良い機会なのでDRAGON FORMULA 88Aを試してみました!
DRAGON FORMULA NANO RATS
今回僕が選んだのはNANO RATS 56mm。
NANO RATSは内側と外側のシェイプが異なるアシンメトリカルシェイプウィールです。
簡単に言えばコーピングがカーブに乗り上げ易く、しっかりロックが出来てよく流せる。というコンセプト。
そして注目したいのが、アシンメトリカルシェイプだと大概ベアリングの位置が少し内側によるオフセットなのですが、
このNANO RATSは通常のウィール同様ベアリングがセンターセットなんです!
ここが僕的にかなり興味を引かれたので、NANO RATSを選びました。
【ソフトウィールのように荒れた路面を滑らかに し、ハードウィールのように滑り、プッシュするたびに遠くまで転がる。】
というのがDRAGON FORMULA 88Aのメーカーの受け売りでございます。
とは言っても88A。
どちらかと言えばソフトウィールに部類するであろう硬度で果たして流せるのか?
ワックスやラッカーをベタベタにする前提ってことなのかな?
という疑念を抱きつつ、ジョージ・パウエル氏を試すつもりで使ってみました。
DRAGON FORMULA 88Aのセッティング
ということで、今回のセッティングはこんな感じでチャレンジしてみました↑
DECK: DOGTOWN JESSE MARTINEZ 1987 GUADALUPE 10″
TRUCK: INDEPENDENT 215
WHEEL: POWELL DRAGON FORMULA 88A NANO RATS 56mm
BEARING: NSB
RAIL BAR: DOGTOWN BLUE HEAVEN RAILS
最近色々とまた迷走をしており、なんとこれを機にREISSUEモデルデビューをいたしました!
トラックはなかなか使う機会がなく、ただただ使いたいからという理由でINDY 215に。
ちなみにちゃんと滑る用のセッティングでレールバーを付けるのも人生初!
ノーズがない板を使うことや、レールバーの使い心地など、
色々不安はあるもののやはり新しい板は胸が躍ります!
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DRAGON FORMULA 88A レビュー
バーチカルでの使い心地
今回はツムラ製のバーチカルとコンクリートのフラット、コンクリートボウルでDRAGON FOMRULA 88Aの性能は堪能してきました!
ツムラのランプの面はかなり横流れをしやすいので、ツルツル面でも安心して滑れたのでよかったです。
お恥ずかしいことにバーチカルではリップトリックなんて夢のまた夢なので、スライドやグラインドがどうか?までは検証できませんでした。
フラットでパワースライドやドライブをかけたりしてみましたが、当たり前ですが、ハードウィールよりは意識して押さないとドライブは入りにくいです。
が、できないことはないね、という印象。
コンクリートボウルでの使い心地
場所を変えてのコンクリートボウル。
一応しょぼくてもスミスグラインドが詰まらないで出来たので、
やり慣れた持ち技だったらウィールに合わせてできるのかな?という感じ。
けれど、ブランドスライドとか、ウィールを引きずるリップスライドとか、テールスライドとかはちょっと難しいかもしれません。(僕はその辺全く出来ないので悪しからず。)
スピードも良く乗るので、カービングで走り回りながらグラインドを当てるのが結構楽しかったです。
カービンググラインド気持ちよさはINDY 215のセッティングだから、というのも理由の一つかもしれません。
ハンガーが長いので、その長さ分グラインドを流せる、っていう印象でした。
また、ボウルはトラックが柔らかい方がカービングがし易くていいのですが、
215だとトラックの振り幅が広くてウィールバイトがしやすいです。
そんな感じでキングピンを結構締めてもウィールバイトして、何度か転びました。
ウィールバイトでガッツリグリップする辺りはソフトウィールっぽさを感じます。
個人的に車高が高いと不安定さが増す気がして怖いので敬遠してきましたが、
INDY 215に56mmのウィールを合わせるなら1/4″くらいのライザーパッドは挟んだ方が良さそうです。
レビュー総括
という具合で、現時点での使ってみた感じでは、いつも通りいつもの場所で使える。という印象でした。
特に僕の普段のスケート環境は粒剥き出しのアスファルトしかない最悪環境なので、こういうところでは活躍しそうです!
ただ、まだレッジやレール、カーブでは試してないので、その辺はまた違った印象を受けることと思います。
また、これはソフトウィール全般に言えることですが、
普段移動手段としてもスケートボードに乗る人、
路面の悪いところで滑る人には最適だと思いますが、
面の良いところではあまりこれを選ぶメリットは感じにくいかと思います。
DRAGON FORMULA 88Aの欠点
思ってた以上にハードウィールの代わりとして使えて本当にセールストークの通り、
DRAGON FORMULA 88Aさえあれば、プッシュも快適、そしてそのままハードに滑れるかも!
と思わせられました。
ただ、、、、ただ!!!
ドライブの気持ちよさはウィールの響く音だったりします。
そういう意味ではなんか実感がなかったり、物足りなさを感じます。
そういう視点で見るとやはり88Aはソフトウィール。
ボウルでタイルを踏んでも足ごたえや音があまりしない、、、
静かなのは良いけど、静かすぎて滑ってる感があまりない、、、
なんか自分が滑ってる時だけやけに周りも静かな気がする、、、
というのが重箱の隅をつついてでてきた感想です。
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