カーブボックスでのバックサイドスミスグラインドは多くのスケーターが憧れるであろう、スタイリッシュでかっこいい上級者トリックですよね!
僕ももちろんその一人で長いこと練習していましたがなかなかメイクはできないトリックの一つでした。
そんなBS SMITHを初メイクした時に気をつけたことを書き残したメモです!
■メイクするまでに気をつけたこと。
・体を思いきりBS側に閉じる。カーブBOXと平行よりももっと背中を進行方向に向けるくらいな感じ
→BS SMITHはリアのつま先側のウィールで固定する。
体がFSに開いているとウィールとコーピングを押し合わせて固定するのが難しいし、
踵側のウィールがかかってしまいがち。
極端に言って、つま先のウィールをコーピングにぶつけに行くと考えたら、体をBS側に閉じておくほうが比較的やりやすいはず。
そして体が開いていると、下に書いているコーピングをお腹の前で見下ろすポジションに持ってくるのが難しい。
・前足はつま先を進行方向にちょっと向ける。スタンス狭め。
→かけた時に、前足の踵がコーピングにぶつかりやすい。それを避けるためにつま先進行方向にむける。
スタンスが広いとノーズが下がりすぎて前に突っ込んでおちてしまいやすいからスタンス狭めが良さげ。
・そして5-0
→5-0するくらいしっかりカーブに乗って後ろ足にしっかり乗る。
5050でもいいけど、5-0を意識した方がノーズをコントロールしやすいと思う。
5050で考えるなら、リアのトラックと板の真ん中で5050する感じ。
・コーピングがお腹の前に来て見下ろせるくらいカーブの上にしっかり乗る。そしてつま先に体重乗せる。
→つま先にしっかり体重を乗せるためには体の位置がカーブBOXの上にしっかり乗ってる必要がある。
外側に体が残ってるとつま先に体重はかけられないし、かけようと頑張ってもずり落ちる。
カーブBOXの内側に体があるからこそつま先に体重を乗せてバランスの均衡が取れる。
・後ろ脚の膝をしっかり曲げて、体が伸びないように小さくなってコーピングに乗る。
→後ろ脚に重心を寄せる、とか後ろ体重、っていうのは、もたれるっていうのも考えられるけど、
シンプルに後ろ脚の膝を曲げて小さい体勢になれれば、後ろ足にしっかり乗ることになるから、
後ろに重心を寄せて乗る、とか難しいこと考えなくてもやりやすい気がした。
そして後ろに体重を乗せるって思ってやると、どうしても膝が伸びて頭の位置が高い状態で後ろ体重にしてしまう。
だから、とにかく低い体勢で後ろ脚の膝をしっかり曲げる。
・目線は前足ではなく後ろ足
→前足を見るようにするとどうしても前足に体重が傾いてしまいがち。
後ろ足というかコーピングにかけてるトラック?に目線を送ることで前のめりになって落ちるのを防げる感じがした。
(2021/04/23)