僕はBS180系のトリックが大好きです。
だがしかし!
BSキックフリップ、BSヒールフリップ、BSビッグスピンなどなど….
BS180系の複合トリックってめちゃくちゃ難しいですよね?
なので、僕も正直たまにしか納得のいくメイクはできません(´・∀・`)
かなり時間を費やしてますがそう上手くいかないのが本当に辛いです。(´・∀・`)
でも費やしてきた時間には自信があるので、
僕が練習してきた中で気づいた、「これはメイクに役立った!」というコツをいくつか紹介しようと思います!
これは僕が日頃から書き留めているスケボーやってて気づいたことメモから抜粋しています!
ちょっとずつ整形してみやすくしていくので、当分汚く醜い文章なのですがご了承を!
そして、
全てが全ての方に当てはまるってことはないと思うので、
ビビビ!っとくるものがあったら是非それを参考にしてみてください!
BS180フリップ系が回りきれないのは顔を進行方向に向けたままだから?
BS180フリップをやって、90度で止まってそれ以上回れなかったり、ドライブを入れたくてもどうにも入れられないようなミスって結構ありますよね?
あくまでも僕の場合なんですが、そういうミスをしているときは、
顔が進行方向足を抜く方向を見たまま止まっている
んです!
シンプルにBS180オーリーの時は、顔の向きが進行方向から後ろ方向へスムーズに動いているんです。
でも、BS180オーリーでも90度で止まっちゃう時があって、
それっていうのがBS180で物飛びをしようとして失敗する時。
見事に90度で止まって着地しちゃうんですよね(´・∀・`)
それは恐らく、
怖さや飛ぶ物を見過ぎて、などで顔というか目線をスムーズに動かすことができず進行方向に顔が向いたままになってしまうから。
なので、bs180フリップが回り切れないで90度で止まっちゃう時は意識して頭を動かせば良いわけです。
では実際にどう頭を動かすのかを説明しましょう。
頭の動かし方
流れとしてはこんな感じ↓
→動作を始めたら上半身を振りながら顔をテール側の肩に向ける。
→テール側の肩に顔を向けて肩越しに板を見る。
そんなに難しくはないですよね!
動作に入る前は進行方向を向いていてOKです!
動作が始まったと同時に、上半身だけでなく頭も上半身に併せて動かす!
これを忘れずないように頭に置いておきましょう!
気を付けること
とりあえず何となく回れるようになったとして、
その先、メイクに繋げるにはドライブをするか、180度回り切るか、
という大きく2つのメイクの仕方があります。
どっちでメイクするにしても、
板をキャッチした時にどちらかというと前足側に荷重があった方がメイクに繋げやすいです。
なので、後ろ足側の肩越しに板を見るからといって後ろ足荷重にならないように気をつけましょう!
BSフリップが180回り切れないのは腰が回っていないから。
僕はなかなかBSの複合トリックがメイクできなくて、
自分のBS HEELFLIPとTBTVのテラケンさん(https://www.youtube.com/@nadeshikounderground)のBS HEELFLIPを見比べた結果分かったことがありました。
それは、
ヒールフリップをかけて後ろ足を引き上げるまでの動作で、
後ろ足の上げ方、というか後ろ足が上がる位置が全然違ったこと。
僕のBSヒールフリップは、ヒールフリップを45度くらいに向けて角度をつけて抜いているけど、
後ろ足は真っ直ぐのヒールフリップをやったかのような位置に上がっている。
要は、後ろ足が全然BS方向へ回ることなく、弾いた位置の真上に上がっているって感じです。
なので、前足は斜め45度に抜いているけど後ろ足はテールを弾いた位置のままなので、脚がちょっと内股気味になっているんです。
一方テラケンさんは、
ヒールフリップを抜く方向は大体同じ。
だけど後ろ足が通常のヒールフリップの位置ではなくて、
股を開いて、ヒールフリップを抜いた足とは対称の位置に上がっているんです。(レギュラーなので7時方向ら辺)
要は、シンプルに体全体が回って板をキャッチする頃には完全に体全体が90度を向いたヒールフリップになっているんです。
もっというと、
テラケンさんは、テールを弾いた時点で後ろ足が90度に向かって開き始めていました。
自分の場合は、弾きは真っ直ぐのヒールフリップのまま。
そしてその位置から後ろ足はBS方向へ回っていくことなく、テールキャッチに向かっていっている。
こういうやり方だから僕はドライブを入れられないのです。
前足だけでなく後ろ足もしっかりBS方向に回りながら、空中でお股をしっかり開いて板の回転を待つようにしなければならない。
それが僕はできていませんでした。
で、なんでそれができないかっていうのが、
腰が真っ直ぐのまま止まってしまっているから、というのが大きな理由です。
腰が回らないといくら頑張っても、7時〜9時方向に向かって後ろ足を開くことはできない。
でも正直、腰を回す意識をしたからといって簡単に、ヒールフリップをしながら腰を回せるわけでもないのが現実です。
その補助として役に立つのが弾きの方向を変えること。
通常のヒールフリップのような真下に向かって弾くだけでは上手く腰の回しに繋げられない。
ってか真下に弾くと真っ直ぐなヒールフリップになってしまって、
それを無理やり板が回るようにフリップを抜くようになってしまうから結局上手くいかず失敗してしまいます。
いってしまえば、BSヒールフリップにはBSヒールフリップの弾き方があるっていうこと。
その弾き方っていうのが…
- 1時くらいの方向に斜めへテール弾き
- 7時位の方向に引き弾き
のどちらか。
どっちかが正解っていうより、
どっちか自分がやりやすい、もしくは180になりやすい方かを確認してやってみるのがいいと思ます。
そしてもう一つ。
弾いた後の後ろ足をどう上げるか、でもやりやすさが変わってきます。
真っ直ぐの通常のヒールフリップをやる場合、テールを弾いたら後ろ足を真上に引き上げます。
同じようにBSヒールフリップをやる時にもテールを弾いた後ろ足を真上に引き上げてしまうと、
後ろ足の180回転が止まってしまって、BS方向へ回りにくくなります。
だから、しっかり後ろ足もBS方向へ回れるように後ろ足の上げ方を工夫すると良いです。
テールを弾いたら、進行方向と反対の真後ろに後ろ足を上げる。
言い方を変えると、
テールを弾いたら、膝が6時の方向に向くように後ろ足を上げる。
っていう感じです。
弾いた後の足を後ろに上げるのを意識することで、弾きの方向が若干変わり、自然と下半身がBSに回るようになります。
それプラス、その方向に後ろ足を上げることで、
BS180方向の動きが入りながらフリップ回転している板をキャッチしやすくなります。
BSフリップ系が乗れない時は斜め前に自分が飛ぶ。
BS180は一本の線上で180をして同じ線の上に着地をするといいよ。
そういうHOW TOをしている人をよくみかけます。
だけど、正直そんなことができるのは超熟練の180スキルを持ったスケーターだけです。
これから覚えたい、今練習中、ってスケーターはそういうのに囚われてしまうと、
逆にメイクには遠回りになってしまうのでご注意ください!
ってことでまずやり易いのは、
BS方向に弧を描きながらフリップをすること。
その時に意識するのが、
一本の線上でBS180をすることではなく、単に進行方向に自分が飛ぶだけでもなく、
斜め前に自分が飛ぶこと。斜め前に自分の体を移動させること。
これが結構大事。
ミソなのは進行方向に、ではなくて、
進行方向xBS側 = 斜め前
ってところ。
進行方向に飛ぶだけじゃ体だけちゃんと移動はするけど、
フリップをかける足がすっぽ抜けたり、板を置き去りにしてしまいがちです。
そこで、
斜め前に飛んであげるとフリップを抜く足がノーズにひっかかりやすくなるんです。
大袈裟に言えば斜めに真っ直ぐのフリップをするだけ、とも言えるかもしれないです。
そう思うと、BS180フリップも簡単に感じられる気がしませんか!?
ってことで、BS180系をやる上で
- 初めから一直線上でやろうとしない
- 斜め前に飛びに行く
この2つが大事です!
そしてついでに!多分これも結構大事です!↓
後ろ足の着地は、斜め前に飛んだ更にその先に着地させに行く
これはどういうことかって言いますと….
テールを弾いた後に上げた後ろ足をそのまま真下に着地しにいっちゃうと180が90度で止まっちゃいやすいです。
90度で止まらないためにはどうするかっていうと、、、
90度で着地をしてそこからドライブを入れる、ってことももちろん大事なんですけど、
180フリップ系の難しいトリックになてくると、実際焦ってそこまでする余裕がなかったりします。
だからこそ!
後ろ足は、板をキャッチしたところから真下に下ろしてドライブを狙うのではなくて、
斜め前に体ごと飛んだ更にその先に後ろ足を着地させる。
っていう意識をすると、自然とテールを残り90度運べるようになる。
BSフリップは、ノーズがくるであろう場所へ着地しにいくと良い。
BS180フリップ(キック・ヒール)の難しさは何と言っても、
前足を軸にして着地がなかなかできないこと。
じゃないですか!?(´・∀・`)
僕はどんな意識をしてもなかなか前足を軸にして着地ができません(´・∀・`)
前足を軸にできないとドライブを入れることさえできないのです。
90度フリップをやったところで、ノーズに軸がないとそこから先ドライブを入れられないのです。。。
では、どしたら前足を軸にして着地ができるのか?
を考えてみましょう。
それは案外シンプルだったりします。
まず、前足を軸にできない理由から探ってみましょう。
それは恐らく、
前足がある場所に体を持っていけていないこと。
だと思います。
いくら前足に乗ろうとしても、体が前足から離れたところにあったら前足に体重を乗せることができませんよね?
ということは前足に軸を置くこともできないということになります。
乗りに行く怖さとか、前足で乗りにいくとグリッチョしちゃいそうとか、、、
いろいろそうさせない要因は考えられます。
ただそこを乗り越えないと、
前足で着地しようとしてるのとは裏腹に体重は後ろ足側に寄ってしまう訳です。
そしたら次は実際にどうしたら前足に軸を持って来れるようになるのか?
その方法について説明しましょう。
それはズバリ!
ノーズがくるであろうポイントへ飛んで前足で片足着地をしにいく。
これです。
とってもシンプルです。
飛ぶ距離やBS方向で使う幅を想定してノーズが来るであろうポイントを頭で計算して、
そのポイント目掛けて前足で着地しに行来ましょう。
この時気をつけるといいことがあります。それは、
しっかり板の前に回り込みながら、顔と上半身は後ろに向ける。
ということです。
まずここができてないと板だけが自分より先の方へ飛んでいってしまったりしてしまいますので、
難しいところではありますが、頑張って意識しましょう!
そして忘れちゃいけないのがテールをしっかり弾くこと。
これもとても大事です!
BSフリップ系の練習方法。プロセスが大事。
BSフリップ系トリックは練習方法も結構大事だと個人的に思っています。
メイクへのルートを間違って選択してしまうと、
メイクが遠のくか、理想のBS180フリップにはなかなかならない可能性があるからです。
面倒でもしっかりと順を追った練習をすることで、理想のBS180フリップを手にいれることができますで、
じっくりと取り掛かりましょう!
これがその練習プロセスです↓↓
- 90度フリップ
- 90度フリップで前足から着地をしてみる
- 90度フリップでノーズから着地→若干斜め下抜きにすると良い
- 90度フリップでノーズにしっかり乗れるようになってきたら後ろ足でドライブをいれる
BS180キックフリップにしても、ヒールフリップにしても、まずは90度フリップをやりまくるのが大事。
これがめちゃくちゃ大事です!
最初から180度しっかり回り切ってメイクをすることを考えてしまうと逆に遠回りになるし、ドツボにはまります。
まず大事なのは90度のフリップを完璧にすること。
90度フリップが慣れてきたら次は、
90度フリップをしてフリップをした前足から着地するように心がけること。
この段階では、ノーズ着地になってなくても全然OK。
とにかくフリップを抜いて、抜いた足から着地できるように意識をする。
正直この段階は、ぐりっちょの恐怖がつきまといます。
これはその恐怖を克服するための練習でもあるし、
実際にフリップを抜いて前足から着地をする、という動作を体に擦り込む練習でもあるのでじっくりとやりこみましょう!
でも別に、完璧なノーズ着地は出来なくても大丈夫です!
前足着地に慣れてきたら次は、ノーズ側のトラックで着地をする練習。
この段階でも、まだ180度回り切ることは考えなくてOK。
とにかく前にやった2段階を応用して、
フリップを抜いた後、どちらかというとノーズからキャッチをして、
そのままノーズ側のトラックから着地をする練習をする。
ちなみに、これをやるとき、
フリップを地面と平行よりも上方向に抜いているとノーズが下に下がりにくいので、
結果的にノーズから着地をするのが難しくなります。
なので、意識としては地面と平行よりも若干下、斜め下方向にフリップを抜く意識をすると、
ノーズが下がって、且つテールが上がってくる形になるので、
足に吸い付いてくるような90度フリップのノーズ着地がやりやすくなります!
そして最終段階。
恐らく90度フリップのノーズ着地を練習してる過程で、
汚くても、スケッチーでも180フリップがちょこちょこと出来ているのではないでしょうか?
ノーズが地面につかず、
90度フリップ後まるでノーズマニュアルのようなノーズ側に軸がある状態になれたら、
あとは後ろ足を進行方向へ回していきます。
BS180のドライブの要領です。
恐らく、BS180のドライブをしっかり練習している人だったら、ある程度勝手に体が動くと思います。
ここまでできるようになったら、
90度フリップのノーズマニュアル(っぽい)着地を目指して、その精度を上げていく、
数打つ練習が必要です。
どうでしょうか?
180度回ろうとすると、逆に全然回れないBS180フリップですが、
90度フリップをすると、
着地が良ければ惰性で勝手に180度回れることを体感できると思います。
矛盾しているようですが、180フリップは180度回るのではなくて、
90度フリップをすることが大事なのです。
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