刺しオーリーを噛み砕いて考えてみた

スタイリッシュな刺しオーリー、スケーターならきっと誰でも憧れますよね!

僕はオーリーが下手なので、本当に心から憧れます😂笑

やっぱり目指したいそんなかっこいい刺しオーリーですが、

そもそも刺すってどういうことなんだろう?

どう動かせばできるんだろう?

ってやればやるほど思い、挑戦してみてその度壁にぶつかります。😂

ただのオーリーからノーズを押そうとしても実際全然うまくできないのは僕だけではないはずです(´・∀・`)笑

そんなこんなで、

これまで下手なりにいろいろ考えてトライしてみて気づいたことを徒然なるままに書いていこうと思います!

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刺しオーリーをすることで得られるメリット

まず初めに、オーリーを刺すことによってもたらされる恩恵についてみてみましょう!

  • スタイリッシュでカッコいい!
  • 高いものを跳び越えたり、飛び乗ったりが楽になる!
  • スケートボード自体の扱いが上手くなる、スケートボード上での体の使い方を覚えられる!

刺しオーリーで得られる恩恵はざっとこんなもんでしょう。

スタイリッシュでカッコいい!

一にも二にもスタイリッシュでカッコいい!

オーリーだけでも充分人の目を魅けるようになります。

スケートボードはカッコよくてなんぼですので、

これはスケートボードに於いてかなり重要なポイントです!

高いものを跳び越えたり、飛び乗ったりが楽になる!

つづいては刺しオーリーの効果による恩恵ですね!

しっかりノーズを押して刺しオーリーをすることで、

高いものを跳び越えたり、飛び乗ったりが楽になります。

スケートボードを平行にするだけのオーリーだと、

テールを十分に引き上げられなかったりして、オーリー本来の高さを引き出すことが難しいです。

刺すことによってスケートボードを高く持ち上げる技術が身につくので、

気張らなくてもある程度の高さのものに対応できるようになりますね、確実に。

スケートボード自体の扱いが上手くなる、スケートボード上での体の使い方を覚えられる!

これも刺しオーリーを覚える上で得られる大きなメリットです!

刺しオーリーを覚えるということは、

今までよりもより深いレベルでスケートボードのコントロールを身につける、ということになります。

ただオーリーができるくらいのレベルだと、ノーズを押して刺して、なんてできないですよね?

なので、刺しオーリーができるってだけでも、

ただのオーリーしかできないのと比べるとコントロール力には大きな差があるってことになります。

180オーリーなんかをやると、刺しオーリーができるかできないかでトリック自体のクオリティがかなり変わってきます。

ってな感じで、

刺しオーリーを覚えることによって、

これから覚えていくであろうあんなトリックやこんなトリックを効率よく吸収することができるんです!

刺しオーリーをしっかりやることで空中で自在にスケートボードを扱うための素養をここで身につけられるわけなんですねぇ。

オーリーが上手になると空中で拍を感じることができる。

そうすると意識をそこに潜り込ませることができるようになる。

それによりキックフリップなどのその次のステップのトリックの習得が早くなる。

まあ、こんなところでしょうか🤔

とにかくいいことがいっぱいなんです。

刺しオーリーには「擦り上げ」は必要ない!?

続いて、オーリーのHOW TOをみると必ずと言っていいほど出て来るワード

『擦り上げ』

について考えてみたいと思います。

まずは結論からいうと、

縦コーンだったり、それ以上の物を跳ぼうとする時以外擦り上げはしなくていいです。

必要ありません。

と僕は思っております。

「擦り上げ」という言葉に惑わされるな!

僕もオーリーについていろいろ悩まされる前までは一生懸命に”擦り上げ”てました。

でも頑張って擦り上げても擦り上げた高さにテールが上がっては来るけど、見た目は重たいし、疲れるし、

ピークの高さでスケートボードが地面と平行になるもののどんな必死になってやっても刺すこともできず、

そこまで高いものを跳べるようになりませんでした。

その原因がこの『擦り上げ』という言葉にありました。

僕は純粋にもこの言葉から受け取ったイメージのまま

テールを踏んで上がってきたノーズに前足をずりずり擦って、高さを出そうと上に引き上げようとしてたんです。

え、なにが間違えなの?って思った方もいるかと思いますので、ちょっと横に逸れてオーリーでスケートボードが浮く原理について説明しましょう!

オーリーが浮く原理を見れば「擦り上げ」が要らない理由が見える!?

「キック」という大発明!

スケートボードには進化の過程で「キック」という画期的な大変便利なシェイプが生まれました。

「キック」というのは、ノーズとテールの反り上がっているあの部分のことです。

初めはこのキックがテールのみにありました。

テールにキックができたことによりテールを踏むことで簡単にスケートボードを立ちあがらせられるようになったのです。

そして、オーリーをはじめとするトリックの進化の過程でノーズにもキックがつくようになりました。

これにより、テールを踏んで上がってきたノーズに足を引っ掛けることがしやすくなったのです!

オーリーでスケートボードが浮く原理。

で、オーリーでスケートボードが浮く原理ですが、

ざっとした流れはこんな感じ。

  1. テールを踏んでノーズが上がる
  2. 上がったノーズをグッと押すことで軸がノーズに移る
  3. テールを踏んだ時の力がノーズを軸にして働きテールがあがる

まあこんなところです。

はい、スケートボードが浮く原理はこんな感じですが、皆さん気づきましたでしょうか?

スケートボードが浮く原理に擦り上げるという動作はありましたでしょうか?

ないですよね。

実際にやってみたらわかるとおもいます。

スケートボードから降りた状態で、テールを踏んで上がってきたノーズを手で押さえてあげてみてください。

そうするとテールが上がってきますよね?

それがオーリーです。

ですから低いものを軽く跳ぼうとする時など特にそうですが、『擦り上げ』なんて必要ないんです

だって、原理だけで言えばノーズが上がった高さまではテールが上がるんですから。

「擦り上げ」とはノーズを押すために前足をノーズの先端まで移動させる動作

ただ実際には、テールを弾いたあと前足はオーリーのスタンスからノーズまで運ばなければなりません。

なぜなら、オーリーをする最初のスタンスのままではノーズを押して軸をノーズに持ってくることができないからです。

ノーズに軸を持ってくるにはどうしても最低でもノーズキックの上がり始め辺りに前足を持って来なければなりません。

そう、この時の足の動かし方の表現こそ「擦り上げ」なのです。

この表現に僕は騙されたのです。

一生懸命テールを弾いた後上方向に足を擦ってデッキを持ちあげようとしてました。

その結果僕は悪い癖がつきました。あちゃーですよ全く笑

「擦り上げ」は擦り上げるためにやるのではない!ただの前足の移動の呼び名

僕的に「擦り上げ」について正しくこれを伝えようと思ったら「擦り上げ」という言葉は使わずに、

「テールを弾いたら素早くノーズキックまで前足を持って行く」というセンテンスで伝えることでしょう。

「擦り上げ」はただの前足の移動です。

頑張って擦り上げたって別にオーリーの高さはそんなに変わりません。

なので、擦り上げがうまくできない〜、とか悩んでる方、安心してください。

頑張って「擦り上げ」に時間を割く必要なんてないです!

今すぐ「擦り上げ」なんてやめちゃいましょう笑

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