キックフリップはオーリーと同じで、足首で抜いて回すだけです。
っていうのはよくhow toで耳にします。
が!
実際それをキックフリップで実行できてるスケーターはどれくらいいるのでしょうか?
僕はもちろん、足首で抜いて板を回す。なんて上等なことできません。笑
実は足首で回すにはコツがあったんです。
それこそが
刺しオーリーでキックフリップを抜く
これについて解説していきます。
スポンサーリンク
キックフリップをしようとするとすぐに抜きにいっちゃう癖がある。
キックフリップをすると思うと擦り上げないですぐに抜く動作をしちゃうよ〜
それは、キックフリップをする時に刺しオーリーをしていない
もしくは刺しオーリー自体ができないからです。
キックフリップがうまくできない人あるある。
- 足を抜くタイミングが定まらない。
- いつも抜くタイミングがバラバラで曖昧になってしまう。
- キックフリップが上手く回せてもロケットだったり回転が遅い。
そんな感じで、
フリップをかける足を抜くタイミングを定められず、
早く抜きすぎてロケットみたいになったりしてしまうわけです。
単純に抜くタイミングを遅くすれば解決する?
抜くタイミングが早いからといって単純に「遅くする」っていうのは、
誰でも思いつくことだと思います。
でも、これって案外難しいのです。
実際やってみると、、
頭ではわかっていてもなかなかそれを体で実行できないです。
「遅くする」を意識しても結局いつもと変わらないタイミング、
自分が抜きやすいタイミングで抜いてしまいがち。
では、どうやったらそのタイミングを意識的に遅くすることができるのか?
スポンサーリンク
キックフリップを劇的に進化させるのは「刺しオーリー」だった。
ベストなキックフリップを抜くタイミングを定めるための方法こそが「刺しオーリー」だったんです!
刺しオーリーの「刺す」タイミングを足を抜くタイミングとして利用することで、
擦り上げと同時に抜いてしまうことを制御しやすくなります。
その上、
- 膝から下・脛部を使って刺しオーリーのように振り抜くことでキックフリップの回転が鋭く素早くなる。
- 刺しオーリー同様ノーズを押す動作が入るからテールが上がりやすくなる。
こんなおこぼれもある。
いや、もはやおこぼれっていうか理想のキックフリップの完成形じゃないでしょうか。
キックフリップの完成度を上げるのは「刺しキックフリップ」
ここまでのことをまとめると、
キックフリップはただのキックフリップではちょっと物足りないです。
「刺しキックフリップ」をすることでキックフリップの完成度・クオリティを劇的に上げることができる!
のです。
キックフリップ以外も刺しオーリーが超重要
もっと掘り下げて言ってしまうと、
キックフリップだけじゃなくて、
全てのオーリー系トリックのクオリティ・完成度をあげてより完成形に近づけるためには、
トリックの「刺しオーリー化」が重要なのです。
実際、ヒールフリップ、ホスピタルフリップ、回しだけじゃなくてFS180オーリー、BS180オーリーも
「刺し」を意識して、
“刺し”ヒール、“刺し”ホスピタル、FS/BS 180“刺し”オーリー
って感じでやるようにしたらトリックの質がかなり上がりました。
ってことで、キックフリップ始め、ヒールやホスピタルなどの回し系は、
「足首だけで回す」ではちょっとなりなくて、「刺しオーリーで回す」って意識が良い。
まとめ
- キックフリップのコツは刺しオーリーで足首を抜く「刺しキックフリップ」
- オーリー系トリックは全て「刺しオーリー」することでクオリティアップ
足首柔らかクタクタ法って実はこれに通じてたのかな?って思っています。
刺すことを意識しないで足首を柔らかく、
っていうのは難しい、っていうかうまく機能しない気がします。
足首をクタクタに使えるのは脛部を使って刺す力を使うから、なのかもしれません。
逆に言えば、
刺しをせず脛部の力を使わないで足首クタクタを実現するのは難しいのかもしれません。
足首を器用に使える人は別にいいんですけどね!笑
それでは!
スポンサーリンク
コメント