こんにちは!こんばんは!(´・∀・`)
スケートボードを始めてなんとなくトリックがわかってくると、
結構な人がひっかかる、フィーブルとスミスの違いがわからない問題。
どっちも同じようにノーズを下げてる格好をしてて違いがわからないよ〜
そんな方結構多いんじゃないでしょうか?
今回はこの2つのトリックの違いについて説明します。
この記事を読めば、
フィーブルグラインドとスミスグラインドの見分けがつくようになる!
この2つのトリック、レールでやっていると見分けをつけるのが難しいですよね!
早速フィーブルグラインドとスミスグラインドの動画をご覧いただきましょう!
フィーブルとスミスどっちがどっちかわかりますか?
どちらがフィーブルでどちらがスミスかわかりましたでしょうか?
正解は、上がスミスグラインド、下がフィーブルグラインドです。
一見すると同じポーズでレールにグラインドを掛けているので、
わかりづらいですが、チェックするポイントだけわかってしまえばその違いがすぐわかります!フィーブルグラインドとスミスグラインドの違いを一言で言ってしまうと、
ズバリ!レールに入る方向の違いです!
上の動画でいうと、スミスはお腹側にあるレールに掛けていて、フィーブルは背中側にあるレールに掛けているのです。
これこそがスミスグラインドとフィーブルグラインドの見分け方です。
ここまで、2つのグラインドを省略した名前で書いていましたが、この2つのグラインドを正式にいうと、
FS(フロントサイド) SMITH GRIND
BS(バックサイド) FEEBLE GRIND
です。
技の名前の前についてるフロントサイドとバックサイドってなんだ!?!?
って思った方もいるんじゃないでしょうか?
ってことでFSとBSについて解説します!
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FS(フロントサイド)とBS(バックサイド)とは
これは、掛ける対象物が自分に対してお腹側と背中側のどちらにあるか?を示しています。
・FRONT SIDEは自分の前、要するにお腹側にあるレール等にグラインドやスライドを仕掛けること。
・BACK SIDEは自分の後ろ、要するに背中側にあるレール等にグラインドやスライドを仕掛けること。
という意味です。
FSとBSどちら側からトリックをするかをちゃんと見極めていないと、
今のはスミス!?それともフィーブル!?どっちかわからなかったよ〜(泣)
っていう混乱を招いてしまうことになるのです。
スミスグラインドとフィーブルグラインドについて補足しておくと、
・スミスグラインドは、レールの手前にノーズを下ろすトリック。
・フィーブルグラインドは、レールの向こう側にノーズを刺し込むトリック。
なのです。
ここもFSとBSと併せてちゃんと押さえておけば、
フィーブルとスミスを見間違えることも減るかと思います。
ってことで、
フィーブルとスミスを見る時はレールに対してお腹側と背中側のどちらからトリックを仕掛けているかをしっかり見ておきましょう!
カーブ・レールのトリックはランプ生まれ
今ではレールやカーブボックスなどストリートで当たり前にやるフィーブルやスミスを始めとしたトリックは、
元々はその昔1970年台のスケートボード黎明時代にバーチカル(ハーフパイプみたいなでっかいランプ)で生まれたリップトリックなのです。
リップトリックというのは、ランプのコーピングを使ってやるトリックの総称です。
レールではわかりづらいトリックもランプで考えるとわかりやすくなったりします!
実際にスミスグラインドとフィーブルグラインドを見てみましょう!
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こちらの写真は「CABALLERIAL(キャバレリアル)」というフェイキーで360度をノーハンドで回転するトリックを初めてやったスケーター、STEVE CABALLERO(スティーブキャバレロ)さんのINSTAGRAMから拝借いたしました。
因みにハーフキャブというトリックはキャバレリアルの半分だからハーフ(半分)キャブっていう名前なわけです。
浸透しすぎてチームモデルと思ってしまいがちですが、
VANSのフルキャブ、ハーフキャブという靴もこの方のシグネチャーシューズなんですよ!
話が逸れましたが(´・∀・`)笑
写真の上がFS SMITH GRIND、下がBS FEEBLE GRINDです。
リップトリックとしてスミスグラインドとフィーブルグラインドを見ると全然違うトリックなので一目瞭然ではないでしょうか?
ランプでのFSとBSもレールと同様で、コーピングをお腹側にみて掛けるのがFS、コーピングを背にして掛けるのがBSです。
FSとBSも元はプールやバーチカルなどから始まった言葉なので、
これをわかっておくとやはりトリックへの理解がちょっと深まりますね!(´・∀・`)
余談ですが、スミスグラインドは、MIKE SMITH(マイク・スミス)というレジェンドスケーターがやり始めたトリックで、
最初はグラインドして流すトリックではなくて、スミスの形でストールするようなトリックだったみたいで、SMITH STOPというトリックから始まったようです。
MIKE SMITHはリップからボウルに正面から突っ込んでドロップインをするACID DROPを始めてやった人でも有名です。
因みに、反対側のBS SMITH GRINDはMONTY NOLDERというスケーターが初めて見せたトリックで、昔はMONTY GRINDって呼び名だったみたいです。
なぜスミスの呼び名に変わってしまったのかはわかりません(笑)
トリックがどうやって生まれて、どうしてそういうトリック名になったのかを知るって、それ自体がスケートボードの歴史に結びついてて面白いですよね!
ってな感じで、
フィーブルとスミスの違い、見分け方はわかりましたでしょうか?
どちらもスタイリッシュでカッコいいトリックですよね!
技の難易度だけじゃなくて、その技を繰り出す人のスタイルでトリックの見栄えが大きく変わるのがスケートボードの面白いところ。
ですので、どちらのトリックもゲットしてお気に入りのスポットで写真や映像に収めたいものです。
今日はこの辺で。
それでは!!
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