スケートボードをやってみたいけど何を選んだらいいかわからないなぁ
スケートボードをこれから始めたいって方にはそんな方が多いと思います!
コンプリートスケートボード(出来合いのスケートボード)のサイズの選び方や、
これを買っておけば間違いない!っていうスケボーブランドを紹介しています。
自分にぴったりのコンプリートをみつけて楽しいスケボーライフを始めましょう!
これからスケートボードを始めてみたいという方向けにスケートボードの基本的なお話まとめた記事を書いていますので、
是非こちらも読んでみてください!
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コンプリートのスケートボードって何?
スケートボードコンプリート、
コンプリートスケートボード、
そして単にコンプリート、
と様々な呼び方をされますが、どれも同じものを指しています。
細かいパーツを選ぶ手間を省ける上に、自分で組み上げる必要がありません。
面倒なくすぐにスケートボードで遊べるので初心者向き、という訳です。
コンプリートではないスケートボードの買い方がもう一つあります。
スケボーの買い方は2種類あります。
スケートボードの購入の仕方には大きく分けて2種類あります。
デッキ、トラック、ウィール等、各パーツを別々に買って組み上げる買い方、
ここでは仮にカスタマイズ方式と呼ぶとします。
初心者にはカスタマイズとコンプリートどちらがいいの?
これはどちらがベストという選択は正直ありません。
それではどちらを選択するか?
その方法の一つが価格です。
カスタマイズ方式では、およそ2万5千円〜
コンプリートはおよそ1万3千円〜1万6千円
カスタマイズ方式とコンプリートでは全然値段が違いますよね!
この記事ではコンプリートを買いたい!というあなたの役に立つ情報を紹介します!
何故コンプリートは安いの?
コンプリートが安い理由。。それは。。。
それなりの品質だからということです!
コンプリートはスケートボードを始めたてはいいですが、
全てのパーツは、有名ブランドを真似て作った模造品です。
価格を落とすために素材も安いものが使われていることが多いです。
ですので、スケートボードを続けていくならいずれは、
ちゃんとしたスケートボードをカスタマイズすることになる、
ということを覚えておくと良いでしょう!
コンプリートのサイズの選び方。
スケートボードのデッキサイズはインチ表示です。
1インチ=2.54cmです。
が、正直デッキサイズをセンチで覚える必要はありません。
センチで覚えて役に立つ場面がありませんので。
コンプリートの大まかなサイズ展開
コンプリートはだいたい以下のようなサイズ展開が多いです。
7.3″, 7.5″, 7.75″, 8″, 8.25″
そしてそれぞれの大まかな適応対象はこんな感じ。
7.3″・・・幼稚園児。またはそれ以下の年齢
7.5″・・・小学生。
7.75″・・・中学生。成人女性。
8″・・・成長期を過ぎた男性。背の高い女性。
8.25″・・・体格の良い男性。
これはあくまでも大まかな対象ですので、
小学生でも体が大きい子は1サイズ上を選ぶ方が良いと思いますし、
逆に体が小さめの子は1サイズ下を選ぶ方が良いです。
7.75″~は成人男性でも好んで選ぶサイズになってきますが、
最近の流れだと一般男性は8″を選ぶことが多いです。
まずは8″に乗ってみて安定感が欲しかったら追い追い1サイズ上に変更する、
というのが良いと思います。
同様に女性は7.75″が最近の一般的なサイズです。
ですが、150cm前後くらいの小柄な女性は7.5″を選ぶ方がスケートボードのコントロールはし易いです。
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おすすめのコンプリートブランド
僕のおすすめするスケートボードコンプリートは、
特定のモデルではなくスケートボードブランド毎に紹介します。
それは何故かというと、
「このブランドのこのモデルが特におすすめ!」
というものはないからです。
ロングボードやクルーザーなどと違いストリート用のコンプリートは、
同じブランドが出しているコンプリートであれば、
リリースされたシーズンの違いによるデザインの違いがあったとしてもスペックは基本統一されています。
なので、好みのサイズさえ特定できればどのデザインを選んでも乗り心地は基本的にはありません。
逆に言えば、
ちゃんとしたスケートボードブランドが出しているものならば
ある程度の品質は保証されているので、どのモデルを選んでも間違いはないと言えます。
それでは紹介していきましょう!
DELUXE系
REAL
1991年にTommy Guererro(トミー・ゲレロ)とJim Thiebaud(ジム・シーボー)によって起ち上げられた、
今のストリートスケートの始まりを作ったと言っても過言ではない正統派なストリートブランド。
ANTIHERO
1995年にJulien Stranger(ジュリアン・ストレンジャー)によって起ち挙げられたおバカでハードコアなブランド。
トランジションもストリートも滑りこなす異次元レベルのスケーターが揃っている。
アーティストTodd Fransis(トッド・フランシス)が描く社会を皮肉ったデザインのファンも多い。
KROOKED
2002年にアーティストとしても著名なGONZことMark Gonzales(マーク・ゴンザレス)が起ち上げたブランド。
グラフィックや広告、映像作品に至るまで彼のアートが散りばめられているのが特徴。
GONZワールド全開な世界観がお洒落。
DWINDLE系
ENJOI
2000年にMark Johson(マーク・ジョンソン)がRodney Mullenの支援を受けて起ち上げたブランド。
まるで動物愛護団体のようなパンダのロゴが印象的。
個性的なライダーが多く、ポップでユーモア溢れるブランドイメージがデッキのデザインや映像からみてとれます。
BLIND
1989年Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)が起ち上げたブランド。
ブランド名のBLINDには、彼の元スポンサーであるVISONへの皮肉が込められている。
今や全世界で有名になった堀米雄斗が在籍していたり、
2020オリンピック日本代表の白井空良の初のプロモデルをリリースしたりと、
日本人スケーターにも間口を広げているように思える。
ALMOST
2003年にRodney Mullen(ロドニー・ミューレン)とDaewon song(デーウォン・ソン)が起ち上げたブランド。
ハイテクなスケートスキルにあぐらをかかず、ハイテクなスケートボードの開発にも余念がない。
DARKSTAR
1997年にChet Thomas(チェット・トーマス)が自宅のガレージでウィールを製造し始めたのが始まり。
Dwindle DistributionというENJOIやBLIND等を抱える大手メーカーに買収され、
その後はデッキの製造もするようになりブランドの幅を広げる。
個人的にライダーのRyan Decenzo(ライアン・ディセンゾ)が大好き。
NHS系
SANTA CRUZ
1973年、カリフォルニアサンタクルーズで始まったブランド。
スケーターでなくとも一度は目にしたことがあるであろう、
「CLASSIC DOT」と「SCREAMING HAND」がアイコンとなっている。
インパクトがあって魅力的なデッキのデザインはもちろん、
スケートボード黎明期から存在してるだけあり名だたるレジェンドスケーターをたくさん世に送り出している。
CREATURE
1992年にRuss Pope(ラス・ポープ)が起ち上げたブランド。
その当時はBarker Barrett(バーカー・バレット), Jason Adams(ジェイソン・アダムス), Darren Naverrette(ダレン・ナバレット)が所属していた。
1995年にRuss Popeが脱退しブランドはフェードアウトするように頓挫するも2004年に突然復活。
以来、トランジション・バーチカルからストリートまでを滑り倒すライダーが揃っている。
ANTIHEROと並ぶトランジション系の一大ブランド。
FLiP
1987年にGraham McEachran, Jeremy Fox, Duncan Houltonの3人でスタートしたブランド。
1994年にライダーと共にアメリカに移転し、FLiPとブランド名を改名。
設立時から在籍するTom Penny(トム・ペニー)はプロ、アマ問わず世界中にスケーターのファンがいることでも有名。
実力派スケーターが軒を連ねるFLiPはスケートボードシーンを引っ張っている存在と言っても過言ではない。
TUM YETO系
TOY MACHINE
993年にEd Templeton(エド・テンプルトン)がスタートしたブランド。
一度見たら頭に刻み込まれてしまう、
エド・テンプルトン自身が手がける毒々しくもカワイイキャラクターが特徴的。
FOUNDATION
1989年にTod Swank(トッド・スワンク)が、WORLD INDUSTRIESのオーナーStebe Rocco(スティーブ・ロコ)の協力を得てスタートさせたブランド。
GIRL系
GIRL
1993年に、当時World Industriesに所属していたMike Caroll(マイク・キャロル)とRick Howard(リック・ハワード)を中心自らのブランドを設立し独立したのが始まり。
常に時代の最先端をリードするライダーが所属している一大ブランド。
リリースされるビデオはどれも名作ばかり。
CHOCOLATE
GIRLが軌道に乗り所属ライダーが増えてきた1994年。GIRLの姉妹ブランドとして新たに起ち上げられた。
GIRLとCHOLOLATEは別々のチームとして活動していますが、
お互いのライダーが、お互いのビデオに出演したりツアーを一緒に回ったりと、
ブランドの垣根があまりない模様。
POWELL PERALTA
1978年にGeorge Powell(ジョージ・パウエル)とStacy Peralta(ステイシー・ペラルタ)によって設立された30年以上の長い歴史を持つブランド。
スケートボードが成熟し始めた1980年代。
Steve Caballero(スティーブ・キャバレロ), Tony Hawk(トニー・ホーク), Lance Mountain(ランス・マウンテン), Mike Mcgill(マイク・マッギル), Tommy Guererro(トミー・ゲレロ)など、当時のトップスケーターを結成させたチーム「BONES BRIGADE(ボーンズ・ブリゲード)」が一世を風靡した。
ブランド設立当時から今に至るまで、スケーターの心を掴むアイテムを発信し続けている。
PLAN B
1991年にMike Ternasky(マイク・ターナスキー),Danny Way(ダニー・ウェイ),Colin McKay(コリン・マッケイ)の3人によって設立されたブランド。
途中ブランドが頓挫したこともあったが、スケーターの度肝を抜くスーパーチームとして当時から現在に至るまでスケートボード界の第一線に健在している。
ちなみにDCシューズはDanny WayとClin McKayの頭文字からとったという説があるが、
それはどうやらガセネタらしい。
ELEMENT
1992年にUnderworld Elementとしてスタートした。
その後「Underworld」を外し「ELEMENT」と呼ばれるようになる。
ハイスキルなトップスケーターをヘッドハンティングして最強ブランドに仕上げてる。
所属スケーターは好きだけど、ブランド的にはあまりカッコ良くない。
という筆者の勝手な印象。
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スケートボードのパーツは全て消耗品。
ハマればハマるほど消耗が激しくなり交換する頻度が上がっていきます。
デッキは折れるし、トラックも折れたり削れたり、ウィールは小さくなったりパンクしたりします。
ですので一回買えばずっと乗れるものではない、ということも併せて覚えておきましょう。
スケートボードの替え時
コンプリートからスケートボードを始めたら、
パーツの消耗具合やお財布事情と相談しながら徐々にパーツを買い替えていくのが良いと思います。
買い替えといっても替え時がわかりにくいと思うので、
各パーツの僕的な替え時を紹介します。
各パーツの僕的な替え時
デッキ・・・テールが削れて形があまりにも変わったり、テールを弾いた時の反発が弱くなったら。または折れたら。
トラック・・・ハンガー(両側のウィールを繋ぐ軸の部分)が折れたら。使ってみたいトラックができたら。
ウィール・・・フラットスポット(パンク)ができたり、直径が50mmを下回ったら。
ベアリング・・・異音がしたり、回転が著しく悪くなったら。
デッキテープ・・・基本貼り替えはしません。貼り替えるならデッキを替えた方が良いです。
ビス&ナット・・・ナットが締まりにくかったり、すぐ緩むようになったら。
コンプリートを買う際に注意するべきこと。
アマゾンや、楽天、メルカリなど、1万円を切るコンプリートを見かけます。
正直これらはほぼゴミ同然なので買わないことを強くおすすめします。
形は一見スケートボードでも、スケートボードとして遊べるような代物ではない場合がほとんどです。
また、トップの画像はブランドのコンプリートを使っていても、
商品詳細を開いたら全く違うコンプリートを販売しているものもあるので要注意です!
ハズレを引かないためにはとにかく1万円以下のコンプリートを選ばないこと!
これが重要です。
安いのには安い理由がありますので。
ちなみに。。。
ドンキやホームセンター、ショッピングモールに売っているような数千円のスケボーも、
スケボーの形をしていますが遊べる代物ではありません。
買うだけお金の無駄ですので、なるべくでしたら買わないことをおすすめします。
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